私の主な趣味遍歴
私は多趣味だ…と思う。少なくとも自分では。
オタクなのかは、分からない。
そもそも、オタクって何?定義は?なんて考えてしまうのだ。個人的なイメージから定義するとしたら、オタクとは「特定の事柄に強い関心やこだわりを持ち、その事柄を一般的に知られた以上に突き詰める人のこと。またはその思考を持つ人のこと。」となる。
その個人的定義からすると、自分がオタクを名乗れるのかには疑問が生じる。
私は趣味全般に関して、程々に気楽に楽しくをモットーにしている(というか、そうでなくては続かない)からだ。
例えば聖地巡礼。それをメインの目的として出掛けたことはない。お金がかかる。興味はあるが、一人で行こうとは思わない。そして同じ趣味の友人がいない。
例えば雑誌やグッズ類。ほとんど買わない。(そもそもこれまでの趣味は雑誌に出たりグッズが出たりということは滅多に無かった。)買い続けたらキリがないから。追い始めるとお金もかかる。
(SixTONESに出会ってこのルールがおざなりになってきたのは秘密⭐️)
…あれ、これってオタクではないよね?という訳だ(?)
私の趣味はどちらかというと広く浅く…いや、広くそこそこに深くありたいと思うのだ。
(何故かここまでタイトルと違うオタク論を考えてしまった…。あれ?…仕切り直し)
私の趣味人生が始まったのは、多分11歳の事だ。何となく父の本棚から手に取った恩田陸の「夜のピクニック」を読んでいたく感動したのだ。それから親にねだって、間に挟まっていたリーフレット(当時夜のピクニックが映画化され、新潮文庫内の幾つかの恩田作品をまとめたリーフレットが出ていた)を制覇し、他の出版社の作品まで手を広げ集め始めた。
ここから14歳頃まで、とにかく本を読み漁った。伊坂幸太郎、東野圭吾、桜庭一樹、有川浩、アガサ・クリスティ………
第一次読書ブームである。
(ちなみに、最初は喜んで買ってくれていた親も次第に買ってくれなくなり、「本ばっかり読んでいないで遊びに行け!」と言うようになった)
次に出会ったのは、洋画である。きっかけは覚えていないが、キャメロン・ディアスのラブコメや何かを見まくっていた記憶がある。
この辺りで海外ドラマに出会った。高校生の時である。何となく手に取った「ヴェロニカ・マーズ」と「ゴシップガール」に射ぬかれ、急激にハマった。海外ドラマは映画に比べて1話が短いので、気楽に見始められる。そして何より、日本に入ってくる(字幕がつく)ドラマのほとんどは数シーズン以上続くので、長いこと楽しめる。
この海外ドラマブームは緩急あれど続き、未だに必ず1日1話は見続けている。
高校~大学頃には洋楽(Pops)にハマった。テイラー・スウィフト、ブリトニー・スピアーズ、1D、デミ・ロバート、リトルミックス。ここにも海外ドラマブームの影響があるが、それはまた機会があれば。
同じくこの辺りで、アニメブームが来た。原作のファンである氷菓、GOSICK、図書館戦争あたりから入って色々見た。月刊少女野崎くん、終わりのセラフ、魔法科高校の劣等生、WORKING!!、みなみけ、進撃の巨人、さよなら絶望先生、物語シリーズ…
ちなみにどれもアニメしか見ていないので、続きがあるものは未だに待ち続けている。
アニメブームと同時に声優さんの名前も有名どころは覚えた。(今はもう知識が古いかもしれないが)
女性声優さんだと悠木碧さん、男性声優さんだと中村悠一さんの声がめっちゃ好き。
ここで第二次読書ブームが起こる。今回は第一次から追い続けた作家加えて、翻訳モノに傾倒した。創元推理文庫とハヤカワ文庫の購入率が爆発的に増え、たまにいわゆる名作系も読むように。翻訳ファンタジーやSF、いわゆる"コージー"にもハマる。
そしてここ数年のミュージカル。レ・ミゼラブルを映画館で見て号泣しまくってから、じわじわ気になっていたジャンルではあったが、とある海外ドラマの影響でブームになった(激推しドラマなのでいつか語りたい)。このドラマと関連のあるラ・ラ・ランド、グレイテスト・ショーマンはもちろん劇場にて履修済み、サントラ購入済みである。好きなミュージカルはサントラを通退勤時に聞いて脳内公演を楽しむのがお約束。
ここ数ヶ月は興味のある演目を探しまくっている。沼が深いのは間違いないので恐る恐るではあるが。
更に、昨年末~今年頭らへんに出会った京本大我さん、SixTONES。これまた沼が深い。深すぎる。何これまでにない供給量とファンの数。これは危険と思いつつ、どんどん沈んでいる感覚。しあわせ。まだ数ヶ月なのに既に生活の一部。
とにかく(?)私の趣味遍歴をざざっと纏めるとこんな感じになる。
それぞれのブームの中にはまた細かなブームがあったりするのだが、キリがないのでこのへんで。
これからはそれぞれの中から気の向くままに語っていきたいと思う。
最初はSixTONESかな?